2026.02.20
出かける
ただ、登山を安全に楽しむために欠かせないのが、自然との向き合い方。
登山の前日に、占冠村の野生鳥獣専門員である浦田剛さんからクマ対策のレクチャーを受けました。
クマがいそうだ、となったときにまずどうすればいいのでしょうか。
「『おい!人がいるぞ』と声をかけておいて距離もとります」浦田さんが実践しながら教えてくれます。
この時点でクマと疑われる動物からの距離は約10メートル。

「この時点ではまだ遠い。ここでクマスプレーを1回噴射して、気流の流れを見ます。そしていよいよのときに、クマの鼻を霧で包む」
参加した女性もさっそく実践。
「こうやって実践を交えて色々と教えていただけてすごくためになりました。しっかりクマスプレーの準備をして登山をしてみたいと思います」

もちろん、クマには「出会わないようにする」ことがまず第一。
北海道のどこにいても、そして全国でも。クマはそこに暮らしています。
だからこそ、クマに対してこわいとか危ないとかそういう印象ばかりで向き合ってしまうのではなくて、しっかり生態を理解してそこに生きている生き物として対峙するのが大事なのだと思いました。

浦田さんは「この土地で暮らしている以上、山にあるものを資源として利用していかなきゃ生きていけない」と話し、こう続けました。
「まずはクマという動物が我々にとって何なのか、どうあるのが喜ばしいのかというところから考えて行動していくと、被害がどうこうだけじゃないクマの見方があり得るなと思う」
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