2025.12.09

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「地震への備え…寒さ対策も忘れずに」約1週間は寒さ続く 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年12月9日更新

北海道のあす10日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

道内、寒さと雪が続く…

きょう9日(火)は寒い一日になりました。
そして、寒さは今後1週間くらいは続きます。札幌の今後の予想気温は、平年より低い日が多くなります。特に金曜の最高気温は-3度、土曜は-1度で真冬並みの寒さ。朝晩は連日-5度前後です。

防災グッズに加えて、カイロやダウンジャケットなど防寒グッズも備えておきましょう。上空の寒気の影響で、今夜は雪が強まりそうです。

あす10日(水)午前6時までの12時間に降る雪の量です。日本海側の内陸を中心に青色で10センチ前後。黄色やオレンジの宗谷地方や上川北部の中川町周辺、岩見沢周辺で20センチ前後です。吹雪などによる交通障害やなだれにも注意してください。

札幌は雪の量は少ないでしょう。今後も道内は寒さと雪が続きます。そして荒れた天気になる日もあります。

10日(水)の天気と気温

背景は9日午後5時ごろの浦河情報カメラ

今後1週間程度、地震に対する意識をいつもより高くして、地震への備えの再確認をしておきましょう。
家具の固定や防災グッズの確認、寒さ対策も必要です。スキーウェアも防寒着になるので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

あす10日(水)の天気と気温です。
日本海側で雪が降る他は広く晴れるでしょう。朝は北見で-12度、十勝の陸別町は-15度くらいまで下がります。日中も0度前後で寒さが続くでしょう。

あす10日(水)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や函館、苫小牧は晴れますが、後志地方や道南の江差は朝晩を中心に雪が降るでしょう。朝は千歳で-10度と冷えて、日中は12月下旬並みの寒さです。

道北・空知です。
あす10日(水)朝にかけて宗谷地方や名寄、岩見沢周辺で20センチくらいの雪になりそうです。昼頃は一旦やみますが、夜は再び広く雪が降るでしょう。

道東・オホーツク海側です。
広く晴れますが、道北の枝幸は朝晩を中心に雪が降るでしょう。寒さが続きます。十勝やオホーツク海側など雪が残る地域はツルツル路面に注意して下さい。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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