2021.09.07

暮らす

非常時に「備えない」。日常生活で使える「フェーズフリー」な防災アイテム

44人が犠牲となった
北海道胆振東部地震から9月6日で3年。

この機会に、改めて災害への備えを見直してはいかがでしょうか。

いま防災で注目されているのはフェーズフリーという考え方。

これまで防災アイテムというのは、 非日常、災害時のみ使うという考えでしたが
その概念を転換。

「日常生活で使っているものを災害時に活用」
「日常と非日常を取り払う」
というのがフェーズフリーの考え方なんです。

今回は、そんな「フェーズフリー」な防災アイテムをご紹介します。

まずは、おしゃれな絵画がたくさん飾られたこちらの壁。

実はこの中にも「フェーズフリー」な
防災アイテムが隠れているんです!

それがこちら。

おしゃれなアートパネルですが、中を開くと・・・

中には災害用トイレのセットが!

こちらのアートトワレは、
災害用トイレ大手のまいにち株式会社が
「防災用品をもっと身近に備える」という思いから開発。
  
おしゃれなアートパネルが
実は、災害用トイレというアイテムです。

災害時、トイレは死活問題。

札幌市が北海道胆振東部地震で
「困ったこと・不安だったこと」を調査したところ、
トイレと答える人が多くいました。

こちらのアートパネルには
ビニール袋や凝固剤など、トイレ5回分の処理セットが付属。
使い方も簡単です。

トイレに黒いビニールをセットし、用を足します。

そのあとに凝固剤をふりかけ固めます。

あとは、可燃ごみとして処分するだけ。

アートトワレは、イラストや写真が16種類も!

お部屋に合わせて
様々なアートを選んで楽しめます。

商品の購入は「アートトワレ」で検索してください。

続いてご紹介するのは、こちらのLEDライト!

とってもおしゃれな見た目ですが、機能性抜群なんです!!!

先ほどもご紹介した 札幌市による災害時に困ったことの調査では
第2位が照明の確保、
第1位は携帯電話の充電でした。

そんなお悩みを補ってくれる機能がこのライトに!

普段はスタンドライトとして使えますが、
取り外しして懐中電灯として使用可能。

さらに、USB充電ポートが付いているので
スマートフォンの充電や
パソコンから充電することも可能なんです。

長押しすることで、明るさも変更可能な調光機能も!
普段使えるおしゃれなLEDライトが災害時に活用できる。
まさにフェーズフリーな防災アイテムです。

次にご紹介するのは、
非常時でなくても食べたい!!
「非常食」を超えたおいしい保存食です。

宇宙風のおしゃれなパッケージのこちらの保存食。
なんとフリーズドライの焼餃子!

岐阜県のラーメン店「しんたいめんぼう」が
アウトドアや災害時の非常食として開発。
袋から出してそのまま食べられます!

常温で半年間保存可能。

基本的にはそのままで食べる商品なんですが
水やスープでもどすと
水餃子風としても食べられます。

最後にご紹介するのは
突然の災害に、アウトドアに、そして、毎日の食卓に!
こだわりの保存食。

おいしく食べる長期保存食がコンセプトの「イザメシ」です。

メニューが豊富なのも魅力で、パッケージもおしゃれです。

もちろん非常食としての機能もばっちり。
常温で3年または5年、保存が可能です。

そのままでも食べられますが
湯煎するとよりおいしく食べられるので
災害時は、カセットコンロなどを活用して
温めるのもおススメです。

具材がゴロゴロ!

非常食とは思えない豪華さです。

海外旅行やアウトドアなどのお出かけ時に
持っていくのもぴったりです。

日常生活で使えるということで、 気軽にそなえられる「フェーズフリー」な防災アイテム。
ぜひこの機会に注目してみてはいかがでしょうか。

※掲載の内容は番組放送時(2021年9月6日)の情報に基づきます。

今日ドキッ!

HBCテレビにて毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中。みなさんと一緒に毎日のドキドキを探しに行きます!最新のニュースや天気、スポーツ情報など丸ごと「北海道」にこだわる情報報道番組です。

https://www.hbc.co.jp/tv/doki/

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